職員インタビュー06|管理者・児発管

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INTERVIEW 06
📋 管理者・児童発達支援管理責任者

「人と接するのが好き、
が原点だと思う」

管理者・児童発達支援管理責任者 森先生
森 先生
管理者・児童発達支援管理責任者
入職5年目
※ 役職・入職年数は2026年8月時点のものです
Q
これまでのご経歴を教えてください。

福祉系の大学を卒業後、岐阜県福祉事業団で働いてきました。身体障害者の施設、乳児院など、県立のさまざまな福祉施設をめぐってきましたね。現場の人間として10年ほどやっていました。

その後、人事交流で県の民生部児童家庭課に移り、子ども相談センターなどの担当を3年ほど務めました。それから県立の福祉施設に戻り、施設長や次長といった管理者の立場を経験して、退職しました。

ずっと公的機関で仕事をしてきたので、民間への憧れもあったんです。退職後はタクシー会社に転職して経験を積んだこともありました。ちょうどコロナで非常に大変な時期でしたね。その後、グループホームの立ち上げに関わったこともあります。

私が福祉の世界に入ったのは、福祉が確立していく黎明期。人権の時代でした。その流れの中で、現場から県の施策まで、さまざまな福祉を見てきました。

Q
ラルジュに来られた経緯を教えてください。

不思議なことに、これまでのキャリアの中で子どもと直接向き合う現場にはあまり縁がなかったんです。児童養護施設を行政として担当したことはありましたが、現場としては経験がありませんでした。だからこそ、子どもに関わる仕事はぜひやりたいと思っていました。子どもはこれからの時代をつくっていく存在ですから。

たまたま求人を見て、林田先生(代表)とお話ししたのがきっかけです。林田先生も教員を経験されていて、同じ年代だったので、「これはご縁だな」と思ってお世話になることになりました。ラルジュに来て5年になります。当時1年生だった子が今6年生になっているので、そのくらいの年月ですね。子どもの成長を届けながらできる仕事というのは、本当にすごいことだと思います。

Q
やりがいや面白さを感じるのはどんなときですか?

やっぱり子どもの成長を見るのが一番楽しいですね。療育は早いうちから始めることが大事だというのは、私が大学時代に教わったことでもあり、今も変わらず大切にしていることです。早期発見、早期治療、早期療育、これは福祉の仕事に関わる者として、ずっと大事にしてきた考え方です。

発達に課題を抱えたお子さんの中には、その場から逃げてしまったり、暴れてしまったりする子もいます。そのうちの一人が、今は高校2年生になりました。家庭の事情で中学校を中退したのですが、今も子ども食堂に顔を出してくれるんです。

先日、その子が「自動車会社に就職が決まった」と報告しに来てくれました。さらに清掃業務の国家資格も取得できたと、LINEで教えてくれて。涙が出るくらい嬉しかったですね。子どもと一緒に成長するような、教えられることがあるようなそんな仕事だと思います。

「就職が決まった」と報告しに来てくれた時は、
涙が出るくらい嬉しかったですね。
取材スタッフの子どもを抱く森先生
取材当日、スタッフが同行した子どもを抱いて。
※ ラルジュは小学生〜高校生が対象です(写真は取材スタッフの子ども)
Q
逆に、大変さや難しさを感じるのはどんなときですか?

「こうしてあげたい」という気持ちが強くなりすぎて、のめり込んでしまうと、かえって良い支援ができなくなることがあります。子どもや家庭に対して、ある程度冷静な気持ちで向き合わないと、自分自身がうまくいかなくなってしまう。情熱を持つことは大事ですが、そこをうまく自分でコントロールしないと、燃え尽きてしまいます。

今の若いスタッフにも、そのあたりの経験を伝えていきたいと思っています。まだ経験の浅いメンバーが多いので、この仕事をどう進めていったらいいか、組織の中でどう周りとうまくやっていくか、そういったことを伝えられたらと思いますね。やっぱり仲間同士で助け合うことです。せっかく一緒に仕事をしているので、お互いの行動から「こういう良いやり方をしているんだな」と学び合えるような関係が大事だと思っています。

Q
ラルジュで働く中で感じる魅力や、職場の雰囲気について教えてください。

最初は1事業所だったのが、今は4事業所まで広がってきました。その中で、ラルジュの品質基準に合わせながら自分なりのやり方で事業所を任せていただけているのは、とてもありがたいことだと思っています。

林田先生もそうですが、障害を認めたうえで「どうしたらこの子を療育できるか」を考えることを重視しています。たとえば、抽象的ではなく具体的に伝える、視覚的に表現する、言語的に丁寧に伝える——そういった地道な支援の工夫を積み重ねて、それを研修としてまとめ、職員に提供されているんです。

Q
最近力を入れている取り組みがあれば教えてください。

もともと子ども食堂をやりたいという思いがありました。そのお話をしたところ「いいね」となって、実際に立ち上げることができたんです。さまざまな連携機関と調整をしながら進めました。本来の子ども食堂の形とは少し違いますが、少しずつ近づけているところです。ご家族にも来ていただけるので、家族で楽しんでいただきたいですね。これはこれからも発展させていきたいと思っています。

もうひとつは山登りです。学生時代から山登りが好きで、近隣の山や伊吹山への登山も恒例行事になりました。自然の大切さ、挨拶の大切さ、環境保護の大切さ——社会のルールも、活動を通じて学ぶことができます。

本当に大事なことであれば、手を挙げればどんどん実現できる環境があると言えますね。

Q
これから応募を考えている方へ、メッセージをお願いします。

良いメンバーが揃っていると思います。大規模な組織ではないので、みんなで役割分担を協力しながらできています。人間関係を大事にしながら、適材適所でやっています。安心して、ぜひ働いてほしいと思っています。

この福祉の仕事は、人とのふれあいの中で自分を成長させることができます。「人間が好き」ということが原点だと思うんです。そういう方にはどんどん来ていただいて、子どもと一緒に、自分も一緒に成長するということをしていきたいですね。そういう方には最適な職場だと思います。

子どもも、最初は「大丈夫かな?」という子が成長して頼もしくなっていく。その成長を職員みんなで喜べる職場であることを、ありがたく思っています。

インタビューに答える森先生
「人間が好き」——福祉の仕事の原点を語る

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